ありがとう ごえもん

2010年10月31日

ありがとう ごえもん

昨日の宮崎日日新聞「茶の間」に載ったのですが

こちらが私がとうこうしたものです。

新聞に載ったものをそのまま載せることができないため

こちらを載せます。

両親はこの文章をみて泣いていたようです。

もうすぐごえもんが亡くなって一ヶ月がたちます。

早いものですね・・

いつまでもきっと私たち家族の心に思い出として残っていくことでしょう


ありがとう ごえもん

「ごえもんの具合はどう?」毎朝実家に電話していた癖は

今も続いている。今年に入って体調が悪くなった実家の

飼い猫「ごえもん」先日静かに息を引き取った。

約18年前、アパートの駐車場にいた野良猫の子猫は親猫と

はぐれ、私が出かけようと車のドアをあけると「ぼくも行く」と

でも言うような感じで乗ってきた。それがごえもんとの出会い。

一人暮らしだった私は猫を飼うことができずに両親のいる

実家でのごえもんの暮らしは始まった。

いつしか猫嫌いだった父の心をガッチリつかみ、一番の仲良し

になった。散歩に行くのも、トイレに行くのもいつも父の後を

ついていく姿が印象に残っている。

歳をとり、足元がおぼつかなくなってもそれは続き、最後

の最後まで父の声に反応して鳴いていたそうだ。心配して

私が帰るたびに元気な姿をみせてくれていたけれど、「ごえ

もんがつらい思いをするのならもうがんばらなくていいよ」

と語りかけていた。亡くなる二週間くらい前はびっくりする

くらいの食欲で家族みんなで喜んだのも束の間、

大好きな両親の見守る中、天国へと旅立っていった。

ごえもんくん、長い間ありがとう。

天国でたくさん遊んでますか?

たまには寂しがっている両親の夢の中に出てきてあげてね。




Posted by ごえちゃん at 20:22 │Comments( 0 )
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